クリーニング

定期的なクリーニングで歯の美しさと同時に予防サイクルの中心に

毎日歯磨きをしていても残ってしまう歯垢や歯石を、
専用の機械や器具を使って除去するのがクリーニングです。

歯垢は細菌の塊ですので、これをいかに減らすかが歯周病や虫歯の予防に非常に大切です。
歯ぐきの溝は歯ブラシが届きにくく、特に歯周病菌が好む環境になります。

単に歯をきれいにするだけでなく、細菌を減らして歯周病や虫歯を防ぐ
これがクリーニングの大切な目的になります。

保険適用のクリーニングは、歯周病治療の一部として行われます。
そのため、歯ぐきの溝の深さを測る等の検査を行います。
ケースによっては歯を支える骨(歯槽骨)の状態などをレントゲンで確認することもあります。

口腔内の状態を検査し
磨き残しが残りやすい箇所を把握、
小さな虫歯や歯ぐきの炎症に対し早期に治療し、
クリーニングで再発を予防…

これが当院の考える予防サイクルの中で
日々のブラッシングと並んで最も重要な要素「クリーニング」となります。

ポケット探針(プローブ)という専用の器具を用いて歯周ポケットの深さを検査します。
深くなっている所は歯石が付いている可能性が高いですので、スケーリングを重点的に行います。

超音波の振動を利用した超音波スケーラーとハンドスケーラーを併用し、
歯垢と歯石を除去していきます。

歯石を除去した後の歯面はザラザラしていてまた汚れが付着しやすい状態なので、
ブラシやラバーカップ、専用のペーストなどを用いて歯の表面を滑らかにし、汚れをつきにくくします。
フッソ入りのペーストを使用しておりますので、歯の表面を強くする効果も期待できます。

歯と歯の隙間はブラッシングの届かない箇所。
フロスや歯間ブラシで汚れを落とします。